インドアなライダーがゆく 〜R1200GS編、クロスカブもね〜

東京都北西部区に住む36歳インドア♂が一念発起して2015年大型二輪免許を取得して、アウトドアライダーを目指し走り回る為のキッカケにするための日記。ナガイ...(T_T)

「絶景の旭岳」2018夏・HOKKAIDERのススメ【5日目、6日目、7日目 移動と登山とお別れ寂しい編】

さて、前回死にそうになりながら登りきった羊蹄山を後にした僕は疲れ切っていた。

 

そして、北海道全域、快晴続きの予報に甘え贅沢にもどこに行くか決めかねていた。

 

5日目。

とりあえず、3日間滞在したニセコを飛び出し、小樽方面へ向かった。

今日やることをなんとなくでも決めておかないと辛い。

 

やることもないので栄養補給に街を目指した。

札幌、すすきの。お昼過ぎに到着したので某無料駐輪場にGSを停め

地下鉄に乗り換え街をブラブラした。ブラブラした。

 

あっという間に夕暮れ時になり、今夜の寝床をどうするか決めかねる。

間の移動日とはいえ、ネットカフェに潜り込むのも勿体無い。

 

スマホでポチポチ調べているとお隣街「江別」にキャンプ場があったので

RALSEマートで買い出しをし向かった。

夜の20時に設営開始。非常識な事をしてしまったと思っていたが、

さすが都会派キャンプ場。その後も続々と設営が始まっていた。

 

 

今夜は簡単に爆弾焼き。

爆弾焼きというのは栃木に立ち寄った際にとある焼肉屋で偶然食べた

生ラム肉ににんにくペーストをおもいっきり混ぜ込んだ肉である。

ラムの臭みをにんにくが消し、香ばしい焼き肉が出来上がる。

お試しあれ。

 

早々にこの日は床につき、就寝。

 

6日目。

この日も朝から暑い。

ライジャケを着ないでバイクに乗るなんて。。と思っていた時期もあったが、

暑さには敵わない。

今日もアンダーシャツにTシャツ1枚で出発。

本日も移動日となる。

 

次は富良野を拠点にウロウロする予定を立てた。

現地は35度との予報。こいつは大変だ。

 

富良野はどこにいくにも便利がよく、ベースキャンプ地としては優秀で、

少し走れば温泉も沢山ある。

 

道中、オイルの警告灯が点灯し始めた。

空冷のGSはオイルが減る減るとは聞いていたが、昨年の北海道ツーリングでは、

全く減ることがなかったので油断していた。

何かのエラーかと思い再始動すると消えたりしていたので、騙し騙し走っていたが、富良野に近づくにつれ何度も点灯するようになりピットイン。

 

荷物を降ろし、センタースタンドを立て5分ほど待つ。

オイルゲージを見てみると下限値を下回っていた。

 

 

何故にこんなに減るのかわからないがとりあえずオイルを補給する。

あってよかったホーマック

500cc補充。Castrolの15w-50。

前回のオイル交換ではAZ社の5w-50のお安いオイルを入れていた。

これが原因だったりするのかな??不明

 

不安も解消したので、今日からのベースキャンプ地

【日の出公園オートキャンプ場】を目指した。

www.kamifurano.jp

 

 

ここは設備も整っていて料金も安く非常に人気のキャンプ場だ。

毎年疲れたらここに立ち寄っている。

管理等のソファーでのんびりしたり、談話室でゴロゴロしたりと何かと便利。

 

今年行って感じたことは外国からのファミリーキャンパーがえらく増えたこと。

中国、台湾の方であろうと思う。

日本全国どこに行っても中国語が飛び交うのに戸惑う事がある。

バブル期の日本人旅行者も外国でこう思われていたのだろうと思う。

それもあってか、富良野のスーパーは食材がすごく高い。

 

今年も変わらない事は、長期滞在の爺様たちが大量にうろついている事。

フリーサイト入り口に陣取りまるで管理人のようだ。

 

日陰の多い高台に設営し、のんびりしていると数日前にニセコを旅立ったテッチャンとタヌちゃんから連絡が入った。

 

どうやら今日、北海道をぐるりと周って富良野に到着するとの事。

 

 ニセコで別れて4日目。驚いた。

そして合流。

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今夜は旅の話で楽しい酒が飲めそうでワクワクする。

 

日も傾いて来たので、風呂へと向かった。

 

十勝岳温泉 白銀荘】

www.kamifurano.jp

 

キャンプ場から山道を登ること30分ほど。

大きな露天風呂と鉄臭い源泉の良い風呂。

 

バーベキュースペースに道具を広げ、今夜の飲み会が始まった。

やっぱり楽しかった。

オロロンラインは果てしなく長いこと、オホーツクラインも果てしなく長いこと、そして道東は思ってたより寒いこと。

 

関東でも飲めるけど、北海道で飲むクラッシックは最高ね。

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スーパーで安かった生ホタテ、生つぶ貝、豚サガリ、そしてやっぱりジンギスカン、後はコンビニのおつまみ、テッチャン大好物のおいなりさん。などなど今夜は豪勢だ。

 

テッチャンが美味しそうに差し上げたトマトにかぶり付いていたのが印象的だった。

北海道に来ると僕も含めみんな子供に戻ったみたいにはしゃいでいる。

 

消灯の22時をあっという間に迎え、それぞれテントに戻った。

テッチャンタヌちゃんもここに連泊するとの事。

明日も飲めるのが楽しみだった。

 

明日はこの旅の最重要項目、

「北海道最高標高の大雪山系旭岳」に登る。

 (最高地点だけど、途中までロープウェー)

 

 

7日目。 

 

朝4時半起床。

ささっと準備をし旭岳ロープウェー乗り場に向かう。

ここから約1時間の移動から始まる。

 

途中コンビニでウィーダーインゼリーを非常食に買い足す。

もう前回のような水分不足、エネルギー不足は御免なのである。

 

6時半頃。ロープウェイの箱内より。

 

ロープウェイを降りたら目前に旭岳が。

美しい。。。。登れるかな。と不安に。

 

道中休憩中に後ろを振り返るとどこまでも続いていそうな青空と山々が。

空を飛んでいるような気分。

 

パノラマでも。

こんな景色バイクに乗ってるだけじゃ味わえない。

山に登って良かったと思った。

 

思っていたよりもサクサクと登れ、午前10時40分頃、登頂。

これまた山頂も絶景であります。

 

なんで自分はこんな高いところにいるんだろう。

絶景を2枚。

 

30分ほど山頂で休憩の後、下山を始めた。

とは言っても、今日の行程では旭岳の山頂は全体の1/3の場所であり、

この後御鉢平、間宮岳と進む行程である。

 

間宮岳に向かう、旭岳の裏側には雪渓が残り取水も可能。

ここの滑り降りるのが一番楽しかった。何度もコケた。

 

下りきったところで旭岳の天然水をがぶ飲みと取水。

こんなに甘くて美味い水を飲んだのは初めてだと思った。

いろんなスパイスが効きすぎている。

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道中、お花畑が広がる。

 

もう景色が綺麗過ぎて綺麗過ぎて。何度も立ち止まっては写真を撮って。

 

スタート地点に戻ってきた。ここも素晴らしい。

 

全行程7時間ほどの山歩きを終え、ロープウェイに戻った。

思ってたよりキツイ山ではなかったが、見せてくれる景色は想像を遥かに超えてくれた。心地よい疲れを癒やすため下山後風呂へ直行し、また1時間かけてキャンプ場へ戻った。

 

登山はあまり無理をしすぎても良くない。

でも多少の無理をして登った後には最高の風呂と最高のビールが飲める。

どっぷりハマってしまいそうだ。

 

キャンプ場に戻り一人乾杯の儀を行う。

 

減量中もあるので、出来るだけヘルシーに夕食を済ませた。

持ち歩きの野菜とウインナーのスープ。

野菜を持ち歩くと節約にもなるし、栄養が偏らず良い食事が出来る。

 

そんな事をしているとテッチャンタヌちゃんが本日のツーリングから戻ってきた。

今夜も始めます。やはりクラッシックで乾杯。

そしてお二人は北海道ラストナイト。

 

結局ご夫婦のキャンプに3日間も同行してしまった。

迷惑なんじゃないかな??とも思ってたりしたが、すごく毎晩が楽しかった。

 

この夜、僕の作ったフラノ風野菜スープをテッチャンがすごく美味しいと言って食べてくれた。実はすごく嬉しかった。

 

やっぱり旅は最高だ。

 

翌朝は寝坊する予定なので、おそらく朝は会えないだろうから「お世話になりました。」と言ったか言ってないかは覚えてないがそんな気持ちでテントに入った。

 

続く。

 

 

 

 

「頂上見えてるけど過酷な羊蹄山」2018夏・HOKKAIDERのススメ【3日目、4日目、ニセコをウロウロ、目の前の山に登りたい編】

3日目、午前8時起床。

昨晩はどうやら楽しい飲み会過ぎて飲みすぎたらしい。

寝る前から分かってはいたが盛大に寝坊をした。

朝もはよから照りつける太陽のおかげでテント内は天然サウナと化し汗だくの起床となった。

 

テントから出てみるとテッチャンとタヌちゃんの姿はもうなかった。

北海道一周の旅が本格的に始まる今日、朝早くに出発したようだ。

楽しいひと時はあっという間で。

 

 

まずは、洗濯。

思い返せばこの旅はしょっちゅう洗濯をしていたな。

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仕方がない。毎日晴天で暑かった。

衣類の持ち物はTシャツ3枚、長袖インナー3枚、タイツ1枚、ズボン2本(半1、長1)、パンツ3枚。すべて速乾性のものである。

とすると、だいたい2日に1回は洗濯をする計算になる。

たまにズルして天気の良い日は脱げるものは全部脱いでまとめて洗っていた。

 

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周りに丁度よい木がなかったので、テントのロープをバイクと繋ぎそこに干した。

こうなるともうバイクには乗れなくなる。

 

この気温なら数時間で乾くであろうと踏み、今日は目の前にある山にでも登ろうと思う。

 

 

流石にこの時間から羊蹄山登山は無謀でもあるので、

練習登山であるはずの羊蹄山登山の更に練習で羊蹄山にくっつく【南コブ山】に登りつつ様子を伺うことにした。

南コブ山は、羊蹄山真狩登山口から入り、1.5合目あたりで分岐する標高600mほどの、その名の通りコブ状の山だ。

 

入山とともに山の自然がお出迎えしてくれた。

おそらくどこかの誰かが掘り起こしている最中の木の根。

 

あまり登る人がいないのか、所々人の歩いた跡がなくなり道に迷いそうになった。

 

実はコブ山の頂上からきれいな写真を撮って帰ってきたのだが、この後に起こったスマホの不具合により消滅。

しっかりと胸に刻んだはずだがどうにも思い出せない。

まあ良い。更にその上に登るための練習だ。

 

とはいえ、練習コースだと舐めていたが、初心者には中々きつい道のりの2時間であった。少しだけ山の歩き方がわかった気がした。この時は。

 

 

下山後まだお昼すぎの為、タヌちゃんがTwitterで最高だったとつぶやいていたニセコパノラマライン】へ走りに行くことにした。

以前(2015年)にも行ったことがあるのだが、その時は旅も後半に差し掛かっており、疲れと良い道飽きをしてしまっていたため、あまり記憶がない。

 

倶知安の農道より羊蹄山を一枚

 

道中の写真はまたまたないのだが、標高高くまで駆け上がる快走ルートは気持ちがよかった。

道中、【五色温泉】の付近では大好きな硫黄温泉の香りを楽しみながら走ることが出来た。

 

写真はニセコパノラマライン道中、大谷地にて

陽も傾いてきた為、ここで引き返した。

 

帰りは買い出しを済ませ、キャンプ場で割引券をもらった【まっかり温泉】へ。

露天風呂から羊蹄山を望めるとても良い風呂だった。

goo.gl

 

羊蹄山の裾野に沈む夕日。うむうむ。雄大

 

今夜も簡単にセイコーマートジンギスカンともやしを炒め、明日の予習をしつつ早めに床についた。

もうこのジンギスカンがあれば何も困らない。

 

 

 

4日目、午前5時起床。

少し寝坊をした。本当は4時には目覚め5時には登り始めたかったのだ。

気温が上がる前に登りたかった。

YAMAPでここ数日登っている人たちの記事を見ていると山頂でダウンを着ていたりするので、もしかしたら山頂は寒いのかな?なんて思いつつよくわからないので念の為ダウンジャケットもザックに忍ばせ出発した。

途中水場のない山の為、500mlのペットボトルに水を3本、スポーツドリンクを2本持ち込んだ。

 

羊蹄山 真狩ルート登山口にて入山届に記入し出発。午前6時。

 

いざ。

 

一合目。ここは昨日のコブ山に向かう途中でも通った道。

楽しく登り始める。

 

ここから未知の世界。二合目。笑

陽が登ってうっすら日なたが出てきた。少し暑く一枚脱いだ。

 

2.5合目あたりで雲海を見下ろす。感動している暇などない。

気温が上がってきて暑い。

 

三合目、四合目。暑い。そして無風。

二本目の水の蓋をあけた。

このペースで水足りるかな?と不安になる。

 

五合目。この辺りから少しずつ道が険しくなる。

岩がゴロゴロしていたりで歩きにくい。

暑すぎて汗が吹き出す。水、二本め消化。

 

六合目。ここで休憩しつつ軽い食事を取った。

この辺りから一合一合の間がやけに長く感じる。

気温は相変わらず上がり続けている。標高も。

 

七合目。

この辺りで水のペース配分を間違えている事に気がつくが時すでに遅し。

三本目。了。

もう景色を楽しむより、水と体力。

 

八合目。

やっと空が見えだす。気温は少し落ち着いた気がする。

もう少し、もう少し。山頂までもう少し。

 

すごい景色にもう余り出なくなった唾を飲み込む。

 

遂にここまで。九合目。

ここからは急な上、岩。岩。

 

やっと到着。ほぼ山頂のお鉢。

一番奥に見える辺りが実際の山頂。もうここは9.8合目くらいか。

水も残り少ないしここまででいいんじゃない?と脳内で囁かれるが、

お鉢一周一時間。ついでに山頂も見てみようじゃないか。と押し通し

再出発。

 

しんどい岩場をさらに登ります。景色は360度パノラマ北海道。

写真中央右に小さく見えますが、行き先を示す矢印がなかったら絶対道わからない。

 

 

 

そして、遂に。

 

午後12時30分ごろ。羊蹄山1,898m。山頂到着。

やはり暑い。

(ここで撮った動画たちも御多分に漏れず消えた。)

 

フラフラの中渾身の一枚。

 

少し雲が出てきたがすべて眼下にあるため太陽は容赦なく照りつける。

 

山頂で軽く食事を取り、下山をはじめる。

ただし、水が残り1本の為、喉がカラカラで味がしなかった。

 

下山はただただ必死に、残りの体力と相談しながらゆっくりと下った。

一合一合の間、こんなに長かったっけな?と。

 

セーブしてきた水も帰り四合目で誘惑に負け飲み干した。

地獄のような四合目からの下山だった。帰り着くまで変わらず暑かった。

 

唯一の水場、0.5合目あたりで流れ出す湧き水場に到着した時は周りの登山客に挨拶もせず一気に水を1Lほど汲み飲み干した。

 

以上がほぼほぼ人生初登山で羊蹄山。の記録。

練習のつもり、、なんてとんでもなかった。

 

 

 

キャンプ場に到着後、再び湧き水を好きなだけ飲み、頭から水をかぶり小さくて巨大な幸せを存分に味わった。

 

そのまま寝てしまうかと思ったが、変な元気が湧き出し【まっかり温泉】へ再訪した。

 

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※写真はまっかり温泉HPより(冬)

 

温泉に浸かりながら、あの山の頂上におったのか。さっきまで。。。

とか考えてる自分に浸りました。笑

体重が2kg落ちた。

 

キャンプ場に戻り、乾杯の儀。

いつもより美味しく感じるクラシック。

 

温泉で売ってたリコピン(三個200円)をツマミにしました。

これもなかなかの絶品で。

多分何か変な脳内物質が出ていたのでしょう。

 

練習登山(泣)の羊蹄山登頂も終わったし、

明日は次の場所目指して移動しましょうか。

 

続く。

 

 

「兎にも角にも先ずは北へ。」2018夏・HOKKAIDERのススメ【1日目、2日目、自宅出発〜青森港フェリーターミナル〜北海道上陸編】

2018年夏。

僕は愛車2年目のBMW R1200GSに跨り北海道へと旅立った。

 

今回で通算5回目となる北海道ツーリングである。

(よくある始まり方をしてみる) 

 

簡単に振り返ってみる。

 

2015年夏 10泊11日

買ったばかりのHONDA NC750Xに荷物を積めるだけ積み初の北海道へ。

友人と二人、

正直行きたいところだらけで終日走りっぱなし。毎日疲れ果てあまり記憶がない。

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2016年夏 11泊12日

初のソロ北海道の旅。

がしかし、出発前から扁桃腺が腫れ上がり北海道の前半戦を喉の痛みと過ごすことになる。

色んな旅人と出会い酒を飲んだ。

前回の反省から、設営撤収を可能な限り早くするためワンタッチテントを導入。

居住性はイマイチ。

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2017年冬 9泊10日

冬の北海道にも興味を持ち始め、旅立つ。

相棒はこのために買ったと言っても過言ではないクロスカブ。

スパイクタイヤを自作しいざ出発。

寒いし滑るけど楽しかったー!!

とはいかず、、

準備は十分にして来たものの冬の北海道の洗礼を受ける。-20度を超えるキャンプを経験したのもコレが初。なかなか寝付けなかった。

しかしながら今でも忘れられない刺激的な10日間でした。

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2017年 夏 10泊11日

愛車をR1200GSへと変え出来る限り何もプランニングせずに上陸。

過去1番のコンディションにも関わらず余りやりたい事が現地で見つからずブラブラと過ごした。キャンプ場に3連泊してダラダラなんて事も。

北海道でのんびり過ごす経験をした。

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もっと色々あると思うけど、かい摘むと過去4回はこんな感じ。

 

 

と、言うわけで今年も行きます。北海道ツーリング第5弾!

19泊20日。過去最長となる旅のスタートです。

 

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 出発当日、関東は35度を記録する猛暑日でライジャケを着る気にもなれなかった。

そもそもメッシュジャケットなどという無用の長物は置いてきた。

本州で着ると暑い。北海道で着ても寒い。

そもそも道民でメッシュジャケットなど持っている人がいるのかな?

 

安全性うんぬんは置いておいて、まずは意識がフラフラにならぬよう、長袖のシャツで出発したが、やはり夕暮れを過ぎる頃の青森に着くまでは暑かった。

 

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どこだろう。

高速道路のSAにて一枚。

出来るだけ身軽に来たつもりが意外と荷物が増えてしまった。

 

なぜなら今回の旅のテーマは、、、ずばり登山なのであります。

 

別に登山経験があるわけでもなく、登山歴といえば20代の頃に地元福岡の小さな山をその頃登山にハマっていた父親に連れられヒーヒー言いながら登ったくらいの初心者です。

 

それなのになぜ今回の大きな目的の一つが登山なのか・・・

 

今まで見たことのない景色が見たかったから。と、、カッコ良さそうなのは置いといて、5回目ともなる北海道で何かにチャレンジするという刺激が旅に加味されると、それもまた楽しい思い出になるかも、、との考えからである。

 

おまけにダイエットも進行中。

 

 

朝10時に東京を出発し、青森着が夜10時。

のんびり休憩を挟みながらの移動。

 

しかし、フェリー乗り場の集合時間は午前1時半(だったかな?)

かなり時間が余るため、青森港の近所にある極楽湯にて入浴と時間つぶし。

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東京にもあるが値段は約半額で露天風呂とサウナも大きく大満足できる。

 

その後、サンダルを忘れてきたことに気が付き、近所のドンキホーテにて買い出し。

便利な街である。青森市

 


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フェリーターミナルに着くと、見たことのあるバイク2台を発見。

偶然なのだけど、ブログ仲間のタヌちゃん(id:maimaiyupi)と旦那さんのテッチャンが先に到着しておりました。

 

東京でもしばらくお会いしていなかったご夫婦と北海道行きのフェリーターミナルで再開。修学旅行を思い出した。

おやつがビーフジャーキーで缶ビールを買い込んでの修学旅行に変わっただけ。

 

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船内に乗り込んで早々に缶ビールを一本。

(鍛え抜かれた肝臓は350mlのビールをおよそ3時間で分解できるのは実証済み。)

 

早めの乗船から4時間半もすれば函館に到着してしまうため、グビッと一杯やって寝床へ。今回のフェリーは一番安かった雑魚寝部屋を取ってみた。

乗船客は少なく大部屋に4人くらいでゆったりと使えたので熟睡出来た。

しかし、エアコンが効きすぎていて寒く、毛布を借りた。(300円也)

 

 

翌朝6時。函館港着。

天気はまあまあ。降ってないだけまあ良い。
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時間もまだ早いので函館朝市を歩いてみる。

朝から結構人がいた。

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まずは海鮮丼でも、、、と思ってきてみたが、思いの外値段が高く、

焼き魚定食680円で済ました。十二分に美味かった。

旅は長い。いつか安くて美味い海鮮丼が食えるだろう。

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特に行くあても無く、テッちゃん、タヌちゃん夫妻に「今日はどこに行くの?」

と、聞いてみたところお城巡りのスタンプラリーが残っているので松前城を経由して、

ニセコ付近にてキャンプをする。との事。

 

せっかく北海道で会ったのだから一泊くらいご一緒させて頂こう。よしそうしよう。

と勝手にお邪魔する事で、今日の目的地をニセコに決めた。

 

とりあえず時間もあるのでのんびり北へ。

函館近辺の有名ロード「城岱スカイライン」へ向かってみる。

 

道は気持ちよかったがどうも景色がよろしくない。
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この先どうするかな・・・とタバコをふかしながら考えていたところ

ウルトラ(サイドカー付き)に乗ったオヤジさんに声をかけられた。
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どうやら、函館に住んでいる方らしく、「いい道あっから一緒に走ろうぜ?!」

となりご一緒することに。こっちも時間はゆっくりあるしラッキー。

 

1時間ほどウロウロし【きじひき高原】へ連れて行ってもらった。

少々ガスってはいるがいい道だった。

遠くに駒ヶ岳が見える。山頂付近までバイクで行けるらしい。

 

サイドカーウルトラに跨がらせてもらったりしながら小一時間お茶をした。

やっぱりライダーはライダーである時は気さくであるな。
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昼前に解散し国道5号線、東側の海沿いルートを進み長万部を抜け、

夕方前ニセコに到着した。

 

今日の宿泊地、「羊蹄山自然公園真狩キャンプ場」

来るまで知らなかったが、ここは羊蹄山に登る登山口の一つで、

翌朝アタックしそうな方が数名いた。

 中々の難易度の山らしい。そんな情報を【北海道の山】という本で調べた。

 

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羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定されている[3]

羊蹄山 - Wikipedia

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というわけで、早速設営。

きれいな芝生のサイトです。(だって高級だもん一張り1200円)
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いびきのウルサイ僕は、テッチャンタヌちゃんとは離れたところに張ります。

 

そして後方には羊蹄山が。でかい。
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今回の北海道用に購入したテント。

 【Naturehike Mongar3】という中国純正の物です。

MSRのハバハバをマルっと真似たようなテントですが、値段も安く縫製もしっかりしており、中々あなどれないなと感じました。

某ワンタッチテントよりずいぶんとしっかりした作りに感じます。

 

フルメッシュのインナーの為、真冬は無理かな。

春から秋に掛けての高地以外のキャンプでは役に立ちそうです。

 

すべてのポールは独立式では無くショックコードでつながっているので、

設営は楽でした。

また前後シンメトリーのデザインの為、どっちが前とか後ろとか決めずに張れて、

フライシートもどっちでもOKの為適当に設営することが出来ます。

そしてなんといっても専用のグラウンドシートが付属します。サービス良し。

 

以上、簡単なレビューでした。

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さて、初めてのご一緒キャンプと北海道ツーリングの無事を祈って乾杯します。

(そんな小難しい乾杯でなく、まあまずは飲みましょう)

ビールはもちろん【SAPPORO CLASSIC】

北海道ツーリングのド定番ですね。なんとも美味い。

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今夜のおつまみは先ずはジンギスカンセイコーマート純正です。
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後は現地で買ってきた松前漬けもいただきました。とても美味かった。

 

どこがオススメ?どんなルートで行くの?と話は尽きません。

僕は

”タヌちゃんを放おっておいたら一日に600kmは走ってしまうことを知っています。”

そうなるとテッチャンの体力が心配です。

 

 

そうこうしている間に酒も進み、

濃いめのハイボールを飲み干した後こんな事を言っていました。

 

「 僕、明日起きれたら登山の練習がてら羊蹄山に登ってみようかな。」

 

続く。