インドアなライダーがゆく 〜R1200GS編、クロスカブもね〜

東京都北西部区に住む36歳インドア♂が一念発起して2015年大型二輪免許を取得して、アウトドアライダーを目指し走り回る為のキッカケにするための日記。ナガイ...(T_T)

「絶景の旭岳」2018夏・HOKKAIDERのススメ【5日目、6日目、7日目 移動と登山とお別れ寂しい編】

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さて、前回死にそうになりながら登りきった羊蹄山を後にした僕は疲れ切っていた。

 

そして、北海道全域、快晴続きの予報に甘え贅沢にもどこに行くか決めかねていた。

 

5日目。

とりあえず、3日間滞在したニセコを飛び出し、小樽方面へ向かった。

今日やることをなんとなくでも決めておかないと辛い。

 

やることもないので栄養補給に街を目指した。

札幌、すすきの。お昼過ぎに到着したので某無料駐輪場にGSを停め

地下鉄に乗り換え街をブラブラした。ブラブラした。

 

あっという間に夕暮れ時になり、今夜の寝床をどうするか決めかねる。

間の移動日とはいえ、ネットカフェに潜り込むのも勿体無い。

 

スマホでポチポチ調べているとお隣街「江別」にキャンプ場があったので

RALSEマートで買い出しをし向かった。

夜の20時に設営開始。非常識な事をしてしまったと思っていたが、

さすが都会派キャンプ場。その後も続々と設営が始まっていた。

 

 

今夜は簡単に爆弾焼き。

爆弾焼きというのは栃木に立ち寄った際にとある焼肉屋で偶然食べた

生ラム肉ににんにくペーストをおもいっきり混ぜ込んだ肉である。

ラムの臭みをにんにくが消し、香ばしい焼き肉が出来上がる。

お試しあれ。

 

早々にこの日は床につき、就寝。

 

6日目。

この日も朝から暑い。

ライジャケを着ないでバイクに乗るなんて。。と思っていた時期もあったが、

暑さには敵わない。

今日もアンダーシャツにTシャツ1枚で出発。

本日も移動日となる。

 

次は富良野を拠点にウロウロする予定を立てた。

現地は35度との予報。こいつは大変だ。

 

富良野はどこにいくにも便利がよく、ベースキャンプ地としては優秀で、

少し走れば温泉も沢山ある。

 

道中、オイルの警告灯が点灯し始めた。

空冷のGSはオイルが減る減るとは聞いていたが、昨年の北海道ツーリングでは、

全く減ることがなかったので油断していた。

何かのエラーかと思い再始動すると消えたりしていたので、騙し騙し走っていたが、富良野に近づくにつれ何度も点灯するようになりピットイン。

 

荷物を降ろし、センタースタンドを立て5分ほど待つ。

オイルゲージを見てみると下限値を下回っていた。

 

 

何故にこんなに減るのかわからないがとりあえずオイルを補給する。

あってよかったホーマック

500cc補充。Castrolの15w-50。

前回のオイル交換ではAZ社の5w-50のお安いオイルを入れていた。

これが原因だったりするのかな??不明

 

不安も解消したので、今日からのベースキャンプ地

【日の出公園オートキャンプ場】を目指した。

www.kamifurano.jp

 

 

ここは設備も整っていて料金も安く非常に人気のキャンプ場だ。

毎年疲れたらここに立ち寄っている。

管理等のソファーでのんびりしたり、談話室でゴロゴロしたりと何かと便利。

 

今年行って感じたことは外国からのファミリーキャンパーがえらく増えたこと。

中国、台湾の方であろうと思う。

日本全国どこに行っても中国語が飛び交うのに戸惑う事がある。

バブル期の日本人旅行者も外国でこう思われていたのだろうと思う。

それもあってか、富良野のスーパーは食材がすごく高い。

 

今年も変わらない事は、長期滞在の爺様たちが大量にうろついている事。

フリーサイト入り口に陣取りまるで管理人のようだ。

 

日陰の多い高台に設営し、のんびりしていると数日前にニセコを旅立ったテッチャンとタヌちゃんから連絡が入った。

 

どうやら今日、北海道をぐるりと周って富良野に到着するとの事。

 

 ニセコで別れて4日目。驚いた。

そして合流。

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今夜は旅の話で楽しい酒が飲めそうでワクワクする。

 

日も傾いて来たので、風呂へと向かった。

 

十勝岳温泉 白銀荘】

www.kamifurano.jp

 

キャンプ場から山道を登ること30分ほど。

大きな露天風呂と鉄臭い源泉の良い風呂。

 

バーベキュースペースに道具を広げ、今夜の飲み会が始まった。

やっぱり楽しかった。

オロロンラインは果てしなく長いこと、オホーツクラインも果てしなく長いこと、そして道東は思ってたより寒いこと。

 

関東でも飲めるけど、北海道で飲むクラッシックは最高ね。

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スーパーで安かった生ホタテ、生つぶ貝、豚サガリ、そしてやっぱりジンギスカン、後はコンビニのおつまみ、テッチャン大好物のおいなりさん。などなど今夜は豪勢だ。

 

テッチャンが美味しそうに差し上げたトマトにかぶり付いていたのが印象的だった。

北海道に来ると僕も含めみんな子供に戻ったみたいにはしゃいでいる。

 

消灯の22時をあっという間に迎え、それぞれテントに戻った。

テッチャンタヌちゃんもここに連泊するとの事。

明日も飲めるのが楽しみだった。

 

明日はこの旅の最重要項目、

「北海道最高標高の大雪山系旭岳」に登る。

 (最高地点だけど、途中までロープウェー)

 

 

7日目。 

 

朝4時半起床。

ささっと準備をし旭岳ロープウェー乗り場に向かう。

ここから約1時間の移動から始まる。

 

途中コンビニでウィーダーインゼリーを非常食に買い足す。

もう前回のような水分不足、エネルギー不足は御免なのである。

 

6時半頃。ロープウェイの箱内より。

 

ロープウェイを降りたら目前に旭岳が。

美しい。。。。登れるかな。と不安に。

 

道中休憩中に後ろを振り返るとどこまでも続いていそうな青空と山々が。

空を飛んでいるような気分。

 

パノラマでも。

こんな景色バイクに乗ってるだけじゃ味わえない。

山に登って良かったと思った。

 

思っていたよりもサクサクと登れ、午前10時40分頃、登頂。

これまた山頂も絶景であります。

 

なんで自分はこんな高いところにいるんだろう。

絶景を2枚。

 

30分ほど山頂で休憩の後、下山を始めた。

とは言っても、今日の行程では旭岳の山頂は全体の1/3の場所であり、

この後御鉢平、間宮岳と進む行程である。

 

間宮岳に向かう、旭岳の裏側には雪渓が残り取水も可能。

ここの滑り降りるのが一番楽しかった。何度もコケた。

 

下りきったところで旭岳の天然水をがぶ飲みと取水。

こんなに甘くて美味い水を飲んだのは初めてだと思った。

いろんなスパイスが効きすぎている。

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道中、お花畑が広がる。

 

もう景色が綺麗過ぎて綺麗過ぎて。何度も立ち止まっては写真を撮って。

 

スタート地点に戻ってきた。ここも素晴らしい。

 

全行程7時間ほどの山歩きを終え、ロープウェイに戻った。

思ってたよりキツイ山ではなかったが、見せてくれる景色は想像を遥かに超えてくれた。心地よい疲れを癒やすため下山後風呂へ直行し、また1時間かけてキャンプ場へ戻った。

 

登山はあまり無理をしすぎても良くない。

でも多少の無理をして登った後には最高の風呂と最高のビールが飲める。

どっぷりハマってしまいそうだ。

 

キャンプ場に戻り一人乾杯の儀を行う。

 

減量中もあるので、出来るだけヘルシーに夕食を済ませた。

持ち歩きの野菜とウインナーのスープ。

野菜を持ち歩くと節約にもなるし、栄養が偏らず良い食事が出来る。

 

そんな事をしているとテッチャンタヌちゃんが本日のツーリングから戻ってきた。

今夜も始めます。やはりクラッシックで乾杯。

そしてお二人は北海道ラストナイト。

 

結局ご夫婦のキャンプに3日間も同行してしまった。

迷惑なんじゃないかな??とも思ってたりしたが、すごく毎晩が楽しかった。

 

この夜、僕の作ったフラノ風野菜スープをテッチャンがすごく美味しいと言って食べてくれた。実はすごく嬉しかった。

 

やっぱり旅は最高だ。

 

翌朝は寝坊する予定なので、おそらく朝は会えないだろうから「お世話になりました。」と言ったか言ってないかは覚えてないがそんな気持ちでテントに入った。

 

続く。