インドアなライダーがゆく 〜R1200GS編、クロスカブもね〜

東京都北西部区に住む36歳インドア♂が一念発起して2015年大型二輪免許を取得して、アウトドアライダーを目指し走り回る為のキッカケにするための日記。ナガイ...(T_T)

「兎にも角にも先ずは北へ。」2018夏・HOKKAIDERのススメ【1日目、2日目、自宅出発〜青森港フェリーターミナル〜北海道上陸編】

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2018年夏。

僕は愛車2年目のBMW R1200GSに跨り北海道へと旅立った。

 

今回で通算5回目となる北海道ツーリングである。

(よくある始まり方をしてみる) 

 

簡単に振り返ってみる。

 

2015年夏 10泊11日

買ったばかりのHONDA NC750Xに荷物を積めるだけ積み初の北海道へ。

友人と二人、

正直行きたいところだらけで終日走りっぱなし。毎日疲れ果てあまり記憶がない。

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2016年夏 11泊12日

初のソロ北海道の旅。

がしかし、出発前から扁桃腺が腫れ上がり北海道の前半戦を喉の痛みと過ごすことになる。

色んな旅人と出会い酒を飲んだ。

前回の反省から、設営撤収を可能な限り早くするためワンタッチテントを導入。

居住性はイマイチ。

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2017年冬 9泊10日

冬の北海道にも興味を持ち始め、旅立つ。

相棒はこのために買ったと言っても過言ではないクロスカブ。

スパイクタイヤを自作しいざ出発。

寒いし滑るけど楽しかったー!!

とはいかず、、

準備は十分にして来たものの冬の北海道の洗礼を受ける。-20度を超えるキャンプを経験したのもコレが初。なかなか寝付けなかった。

しかしながら今でも忘れられない刺激的な10日間でした。

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2017年 夏 10泊11日

愛車をR1200GSへと変え出来る限り何もプランニングせずに上陸。

過去1番のコンディションにも関わらず余りやりたい事が現地で見つからずブラブラと過ごした。キャンプ場に3連泊してダラダラなんて事も。

北海道でのんびり過ごす経験をした。

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もっと色々あると思うけど、かい摘むと過去4回はこんな感じ。

 

 

と、言うわけで今年も行きます。北海道ツーリング第5弾!

19泊20日。過去最長となる旅のスタートです。

 

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 出発当日、関東は35度を記録する猛暑日でライジャケを着る気にもなれなかった。

そもそもメッシュジャケットなどという無用の長物は置いてきた。

本州で着ると暑い。北海道で着ても寒い。

そもそも道民でメッシュジャケットなど持っている人がいるのかな?

 

安全性うんぬんは置いておいて、まずは意識がフラフラにならぬよう、長袖のシャツで出発したが、やはり夕暮れを過ぎる頃の青森に着くまでは暑かった。

 

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どこだろう。

高速道路のSAにて一枚。

出来るだけ身軽に来たつもりが意外と荷物が増えてしまった。

 

なぜなら今回の旅のテーマは、、、ずばり登山なのであります。

 

別に登山経験があるわけでもなく、登山歴といえば20代の頃に地元福岡の小さな山をその頃登山にハマっていた父親に連れられヒーヒー言いながら登ったくらいの初心者です。

 

それなのになぜ今回の大きな目的の一つが登山なのか・・・

 

今まで見たことのない景色が見たかったから。と、、カッコ良さそうなのは置いといて、5回目ともなる北海道で何かにチャレンジするという刺激が旅に加味されると、それもまた楽しい思い出になるかも、、との考えからである。

 

おまけにダイエットも進行中。

 

 

朝10時に東京を出発し、青森着が夜10時。

のんびり休憩を挟みながらの移動。

 

しかし、フェリー乗り場の集合時間は午前1時半(だったかな?)

かなり時間が余るため、青森港の近所にある極楽湯にて入浴と時間つぶし。

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東京にもあるが値段は約半額で露天風呂とサウナも大きく大満足できる。

 

その後、サンダルを忘れてきたことに気が付き、近所のドンキホーテにて買い出し。

便利な街である。青森市

 


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フェリーターミナルに着くと、見たことのあるバイク2台を発見。

偶然なのだけど、ブログ仲間のタヌちゃん(id:maimaiyupi)と旦那さんのテッチャンが先に到着しておりました。

 

東京でもしばらくお会いしていなかったご夫婦と北海道行きのフェリーターミナルで再開。修学旅行を思い出した。

おやつがビーフジャーキーで缶ビールを買い込んでの修学旅行に変わっただけ。

 

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船内に乗り込んで早々に缶ビールを一本。

(鍛え抜かれた肝臓は350mlのビールをおよそ3時間で分解できるのは実証済み。)

 

早めの乗船から4時間半もすれば函館に到着してしまうため、グビッと一杯やって寝床へ。今回のフェリーは一番安かった雑魚寝部屋を取ってみた。

乗船客は少なく大部屋に4人くらいでゆったりと使えたので熟睡出来た。

しかし、エアコンが効きすぎていて寒く、毛布を借りた。(300円也)

 

 

翌朝6時。函館港着。

天気はまあまあ。降ってないだけまあ良い。
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時間もまだ早いので函館朝市を歩いてみる。

朝から結構人がいた。

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まずは海鮮丼でも、、、と思ってきてみたが、思いの外値段が高く、

焼き魚定食680円で済ました。十二分に美味かった。

旅は長い。いつか安くて美味い海鮮丼が食えるだろう。

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特に行くあても無く、テッちゃん、タヌちゃん夫妻に「今日はどこに行くの?」

と、聞いてみたところお城巡りのスタンプラリーが残っているので松前城を経由して、

ニセコ付近にてキャンプをする。との事。

 

せっかく北海道で会ったのだから一泊くらいご一緒させて頂こう。よしそうしよう。

と勝手にお邪魔する事で、今日の目的地をニセコに決めた。

 

とりあえず時間もあるのでのんびり北へ。

函館近辺の有名ロード「城岱スカイライン」へ向かってみる。

 

道は気持ちよかったがどうも景色がよろしくない。
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この先どうするかな・・・とタバコをふかしながら考えていたところ

ウルトラ(サイドカー付き)に乗ったオヤジさんに声をかけられた。
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どうやら、函館に住んでいる方らしく、「いい道あっから一緒に走ろうぜ?!」

となりご一緒することに。こっちも時間はゆっくりあるしラッキー。

 

1時間ほどウロウロし【きじひき高原】へ連れて行ってもらった。

少々ガスってはいるがいい道だった。

遠くに駒ヶ岳が見える。山頂付近までバイクで行けるらしい。

 

サイドカーウルトラに跨がらせてもらったりしながら小一時間お茶をした。

やっぱりライダーはライダーである時は気さくであるな。
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昼前に解散し国道5号線、東側の海沿いルートを進み長万部を抜け、

夕方前ニセコに到着した。

 

今日の宿泊地、「羊蹄山自然公園真狩キャンプ場」

来るまで知らなかったが、ここは羊蹄山に登る登山口の一つで、

翌朝アタックしそうな方が数名いた。

 中々の難易度の山らしい。そんな情報を【北海道の山】という本で調べた。

 

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羊蹄山(ようていざん)は、北海道後志地方南部(胆振国北西部)にある、標高1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやま)として、日本百名山に選定されている[3]

羊蹄山 - Wikipedia

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というわけで、早速設営。

きれいな芝生のサイトです。(だって高級だもん一張り1200円)
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いびきのウルサイ僕は、テッチャンタヌちゃんとは離れたところに張ります。

 

そして後方には羊蹄山が。でかい。
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今回の北海道用に購入したテント。

 【Naturehike Mongar3】という中国純正の物です。

MSRのハバハバをマルっと真似たようなテントですが、値段も安く縫製もしっかりしており、中々あなどれないなと感じました。

某ワンタッチテントよりずいぶんとしっかりした作りに感じます。

 

フルメッシュのインナーの為、真冬は無理かな。

春から秋に掛けての高地以外のキャンプでは役に立ちそうです。

 

すべてのポールは独立式では無くショックコードでつながっているので、

設営は楽でした。

また前後シンメトリーのデザインの為、どっちが前とか後ろとか決めずに張れて、

フライシートもどっちでもOKの為適当に設営することが出来ます。

そしてなんといっても専用のグラウンドシートが付属します。サービス良し。

 

以上、簡単なレビューでした。

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さて、初めてのご一緒キャンプと北海道ツーリングの無事を祈って乾杯します。

(そんな小難しい乾杯でなく、まあまずは飲みましょう)

ビールはもちろん【SAPPORO CLASSIC】

北海道ツーリングのド定番ですね。なんとも美味い。

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今夜のおつまみは先ずはジンギスカンセイコーマート純正です。
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後は現地で買ってきた松前漬けもいただきました。とても美味かった。

 

どこがオススメ?どんなルートで行くの?と話は尽きません。

僕は

”タヌちゃんを放おっておいたら一日に600kmは走ってしまうことを知っています。”

そうなるとテッチャンの体力が心配です。

 

 

そうこうしている間に酒も進み、

濃いめのハイボールを飲み干した後こんな事を言っていました。

 

「 僕、明日起きれたら登山の練習がてら羊蹄山に登ってみようかな。」

 

続く。